映画「スーサイド・ショップ」のあらすじとネタバレ!結末は?

映画「スーサイド・ショップ」のあらすじ!

フランスで話題となった映画「スーサイド・ショップ」のあらすじについて見ていこう。

映画「スーサイド・ショップ」のあらすじ①

失業率が上昇し、荒廃しきったフランス。その中で唯一、明るく繁盛しているのが「スーサイド・ショップ」。家族4人によって営まれているこの店は、自殺を望む人々に自殺専用のアイテムを非合法に売りつける、「自殺したい人が集まる店」だった。

店主のミシマをはじめ、この店の家族はそろいもそろってシニカルで、人生に絶望しきっており、必要以上に笑顔を見せることがない。

毒薬、ロープ、刃物、拳銃、電気椅子……自殺に使えるアイテムならどんな物でもそろっているこの店は、人生に絶望しきった者にとって最後の希望となっていた……。

映画「スーサイド・ショップ」のあらすじ②

自殺ショップの営業をつつがなくつづけていたある日、家族に新たな命が生まれる。

アランと名づけられたこの次男はなぜか家族の誰にも似ることなくすくすくと明るく育ち、無邪気に遊ぶ少年へと成長していく。

「お父さんたちはどうしてそんなにいつも暗いの?人生はこんなに最高で楽しいのに!」

生きることの喜びをまっすぐに訴えるアランを家族は変わり者扱いし、受け入れようとしない。

家族による圧力にも屈することなく、アランは瑞々しい感性を保ちつづけ、学校でも人気者になる。

「この暗い空気を僕たちが変えなきゃダメだ!」と心から決意したアランは、学校の友達数人に呼びかけ、「スーサイド・ショップ」をかえるため、そして家族の笑顔を取り戻すためにある壮大な計画を思いつく。

一方、店主のミシマも内心では自殺を勧める自分の仕事に罪悪感を抱いており、連日の心労により統合失調症を患い、医師から長期療養を言い渡される。

映画「スーサイド・ショップ」のあらすじ③

アランが立てた壮大な計画……それは、「スーサイド・ショップ」そのものを壊してしまうことだった。

近所の自動車屋に頼んで改造してもらった車を店の目の前に運ぶアランたち。車のエンジンをかけアランがスイッチを押すと、特大のスピーカーから大音量でアップテンポなロックが流れ出す。

鼓膜をつんざくほどの音楽の振動によって店の売り物や装飾物、電飾が次々に落下し、家族と客はパニック状態に。

最終的には母親と兄が車のキーを取り返して音楽をとめ、アランを問い詰める。そんな中、長女が責められるアランをかばい、たまたま店に居合わせた青年に一目ぼれしたから結婚させてほしい、と母親に懇願する。長女はアランの誕生日プレゼントのおかげで、生きる喜びにめざめていた。

もともと自殺ショップに罪悪感を抱いていた母親は改心し、長女のフィアンセを含めた家族5人でクレープ屋をはじめることを提案する。

映画「スーサイド・ショップ」のネタバレ!結末は?

映画「スーサイド・ショップ」の結末について見ていこう。

映画「スーサイド・ショップ」のネタバレ①

ミシマの存在を完全に忘れていた4人。2階の自室で療養していて事情をまったく知らないミシマは、「店を壊したのはアランである」という説明だけを聞き取り、アランを店にあった日本刀で追いかけまわす。

映画「スーサイド・ショップ」のネタバレ②

ビルの屋上へと追い詰められ、ついに逃げ場を失ったアラン。

「貴様を殺す……!」

統合失調症のせいで完全に理性を失い、息子に斬りかかろうとするミシマ。

「お父さんを笑わせられたら……許してくれるよね?」

寂しげに言い残し、屋上から飛び降りるアラン。

「俺は……俺は何てことを……」

ようやく理性を取り戻したミシマ。時すでに遅し……かと思いきや、ビルの屋上にアランの顔が見え隠れする。

実は、機転を利かせた仲間たちがアランのために地面にトランポリンを用意していたのだ。トランポリンで軽快にジャンプしながらおどけてみせるアラン。

我が子の決死の遊び心により本物の笑顔を取り戻したミシマ。それ以来、統合失調症の症状は改善し、「スーサイド・ショップ」も平和的に閉店したのだった。

映画「スーサイド・ショップ」のネタバレ③

「スーサイド・ショップ」の閉店後、ミシマたち家族5人はクレープ屋として再スタートを切った。生きる喜びにめざめた彼らだったが、ミシマだけは「スーサイド・ショップ」への未練を断ち切れず、ひそかに毒薬を隠し持っているのだった……。

映画「言の葉の庭」のあらすじと感想!個人的な評価も!

映画「スーサイド・ショップ」の個人的感想!

いかにもブラックなタイトルだが、ミュージカルの要素もあり、全体的にコミカルな映画である。店主の名前がミシマというのも皮肉がきいていていい。

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