ミルクボーイは飽きた?ネタが単調でつまらない?駒場は年齢不詳?動画も!

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ミルクボーイが飽きたと言われる理由をネタなどで徹底検証!

「M-1グランプリ」のコーンフレークネタをきっかけに一気にブレイクしたミルクボーイ。そんなミルクボーイに早くも「飽きた」説がささやかれている理由について見ていこう。

ミルクボーイに飽きた理由1ネタがワンパターン

ミルクボーイは飽きた、と言われる要因として、ネタの単調さが挙げられる。ミルクボーイのネタの最大の特徴は、「徹底してパターン化している」という点にある。

つかみの部分からネタの本編、オチに至るまで、ネタの最初から最後までフォーマットがきっちりと決められており、極端に言えば、ツッコミの内海のセリフ「〇〇やないか!」の〇〇を変えるだけで新ネタになってしまう。

ネタのパターン化には覚えられやすい、という強みがあるものの、一方で飽きたと言われやすいという弱点もあり、ある意味で諸刃の剣であると言える。

ミルクボーイは飽きた、という声はあるいは、ミルクボーイのネタに飽きた、ということなのかもしれない。

ミルクボーイに飽きた理由2ネタがつまらない

ミルクボーイは飽きた、という人の声をよく聞くと、「シンプルにネタがつまらないから飽きた」という厳しい意見が浮かび上がってくる。

確かに、ミルクボーイのネタは派手さに欠けるところがあり、目立つような動きも特にないため、それらをネタに求める層にとっては飽きた、と感じられるのも早いのかもしれない。

ミルクボーイに飽きた理由3見た目がポップじゃない

見た目に飽きた、とも言われているミルクボーイ。宮下草薙、霜降り明星、EXIT、四千頭身、ぺこぱ……。第7世代の芸人を見てみると、それぞれ見た目からしてポップさがあり、画面映りだけを見ても飽きた、と言わせない力をそなえている。

一方、ミルクボーイはというと、ネタ以前に見た目のポップさに欠けていると言わざるを得ない。筋肉質のボケと、角刈りで小太りのツッコミ。漫才師らしいスーツと、どこから見ても昭和の芸人にしか思えない。

そのうえ、ネタそのものがある意味で地味なしゃべくり漫才とあっては、ポップなネタに慣れている層にとってはすぐに飽きたと感じられるのかもしれない。

ミルクボーイに飽きた理由4バラエティもつまらない

ネタ芸人からバラエティでブレイク、というのが飽きたと言わせないための王道パターンなのだが、この点でもミルクボーイは残念ながら出遅れているようだ。

「しゃべくり007」、「ロンドンハーツ」など、人気バラエティ番組にたてつづけに出演したミルクボーイ。冒頭部分では得意のコーンフレークネタを披露するなど、上々の滑り出しだったのだが、トーク部分では百戦錬磨の先輩たちに押し負けてしまい、今ひとつ爪痕を残せずに終わっている。

ネタがいくら面白くても、バラエティでのトークがつまらないのでは、今の時代、すぐに飽きたと言われても仕方がないのかもしれない。

本当に飽きた?ミルクボーイのネタの評価を検証!

今やブレイク真っ只中、バラエティにも引っ張りだこのミルクボーイだが、芸人仲間も果たしてミルクボーイに飽きたのだろうか。プロ同士のミルクボーイの評価について見ていきたい。

松本人志がネタを絶賛!

2019年の「M-1グランプリ」で旋風を巻き起こしたミルクボーイ。準決勝の段階でネタが大ウケし、最終決戦でもそのままの勢いをキープしたまま優勝、という印象だった。

ミルクボーイのネタについて、審査員の松本人志は「行ったりきたり漫才」とネーミング。ネタ中も独特の含み笑いを終始浮かべるなど、上機嫌の様子だった。

ただ、それはあくまでもM-1グランプリの現場での話であって、3カ月たった今ではすでに飽きた、という可能性も否定できない。

オードリー以来の衝撃?

M-1ファイナリストでさえすぐに飽きたと言われる時代。まして、チャンピオンのネタに固有のキャッチコピーがつけられ、定着するのはきわめて稀である。

2007年のM-1ではオードリーが準優勝ながらも一大旋風を巻き起こし、「ズレ漫才」という称号を手に入れた。

ミルクボーイの「行ったりきたり漫才」はオードリーのズレ漫才に匹敵するキャッチコピーであり、本人たちにとっても「もう飽きた」と言われてもいいほど最上級の賛辞であったに違いない。

寄席や劇場では面白い?

ネタがパターン化しているから飽きた、と言われるミルクボーイだが、劇場や寄席では飽きた、という評価が信じられないほどの人気ぶりである。

大御所になるほど主軸のネタをほとんど変化させないように、ネタがパターン化しているからこそ寄席や劇場には強い、と言えるのかもしれない。

ミルクボーイ駒場の年齢は?コンビの経歴を紹介!

「M-1グランプリ」でブレイクするまで長らく不遇だったミルクボーイ。ミルクボーイの歴史とふたりの経歴についておさらいしておこう。

駒場の年齢と経歴

ミルクボーイのボケ、駒場孝は1986年2月5日生まれ、大阪府出身。出身は大阪だが、小学校は横浜市立戸塚小学校を卒業している。芸風を見てもわかる通り、趣味はボディビル。

内海の年齢と経歴

ミルクボーイのツッコミ、内海崇は1985年12月3日生まれ、兵庫県出身。特技はけん玉。

大学の落語研究会で知り合う

大阪と兵庫、出身の違うふたりは、大学の落語研究会で知り合っている。大学は大阪芸術大学。

2007年「ミルクボーイ」結成

落語研究会で知り合い、大学在学中から不定期でアマチュアとして漫才をしていた駒場孝と内海崇。

ミルクボーイの結成は2007年で、結成当初から大阪のbaseよしもとにてネタを披露している。

2019年「M-1グランプリ」優勝

ミルクボーイが2019年の「M-1グランプリ」で優勝し、大ブレイクを果たしたのはもはや説明するまでもない事実だが、それ以前のミルクボーイはほぼ無名、ノーマークの損B材だった。

ただ、無名時代からネタの評価は高かったようで、吉本の劇場でネタを披露すれば客席をどっと湧かせるほどの力をもっていたようだ。どうやら、観客に飽きたと言わせないテクニックは持っているらしい。

芸風は紆余曲折していた

今でこそコーンフレークネタが大ブレイクし、飽きたと言わせないほど人気のミルクボーイだが、デビュー当時はかなり迷走していたようだ。

新人時代に「おすすめネタ芸人」として出演した「さんまのまんま新春SP」では、内海は現在の角刈りではなく、普通の髪型だったし、駒場の筋肉キャラも定着していなかった。

当時のふたりは、とにかく飽きた、と言わせないように必死だったのかもしれない。

ミルクボーイに飽きたわけじゃない?一般客のクチコミ!

ミルクボーイに世間は本当に飽きたのだろうか。一般人のツイートから見ていこう。

意外と面白いとの評価も

一般のツイートを見ると、飽きたどころか、ミルクボーイに好意的な評価が多く見られる。

M-1で大ブレイク!ミルクボーイの同期芸人

苦節12年。飽きたと言われながらも未だブレイクを続けるミルクボーイの同期芸人について見ていきたい。

オリエンタルラジオ

「武勇伝」のネタでデビュー当時から大ブレイクしたオリエンタルラジオ。その後、何度となく飽きたと言われながらもしぶとく再ブレイクを果たし、今では中田は実業家、藤森は俳優・声優として確固たるポジションを築いている。

トレンディエンジェル

ハゲネタでブレイクし、「M-1グランプリ」のチャンピオンでもあるトレンディエンジェル。斎藤のハゲネタは飽きたという声もあるが、最近ではたかしのオタクキャラが注目されつつあり、飽きたと言われるのはまだまだ早いようだ。

はんにゃ

ポップで覚えやすいネタで一気にブレイクするも、飽きたと言われるのも早かったはんにゃ。一発屋で終わるのかと思いきや、最近では金田の酒乱キャラがラジオでフューチャーされるなど、しぶとい一面を見せている。

フルーツポンチ

ミルクボーイの同期芸人というより、はんにゃの同期というイメージのほうが強いフルーツポンチ。村上のウザキャラはとっくに飽きた印象があるものの、運動神経悪い芸人など、活路を見出しつつある。

ビートたけしも絶賛!ミルクボーイのおすすめネタ動画

https://youtu.be/iYlxUxmOiHg

ネタの力やテクニックについてはあのビートたけしからも絶賛されているミルクボーイ。「ミルクボーイはもう飽きた」という前に、まずはこちらのおすすめネタ動画を御覧いただきたい。

「コーンフレーク」

今やミルクボーイの代名詞ともなったネタである。このネタがきっかけで、ミルクボーイはコーンフレークの宣伝部長をまかされている。

「サイゼ」

寄席では定番のネタ。サイゼリヤという誰でも知っているレストランを上手にネタにしている。

「滋賀」

ミルクボーイには地名ネタも多い。滋賀県を絶妙にディスっているところが憎い。

「俺」

ネタのフォーマットがほぼ完璧に決まっているミルクボーイにしてはめずらしく、ややトリッキーなネタである。

「SASUKE」

駒場の筋肉ネタを存分に活かしたネタである。

飽きたと言わずに!ミルクボーイのネタの進化に今後も注目!

「M-1グランプリ」以降、まさにシンデレラストーリーを歩んでいるミルクボーイ。もう飽きた、という声も聞かれるが、今後の活躍にまだまだ期待したい。