爆笑問題とダウンタウンが共演しない理由は?不仲説は本当?過去の因縁も検証!

2019年9月26日

爆笑問題ダウンタウンが共演NGになった過去の因縁とは?

結論から言おう。爆笑問題ダウンタウンの共演NG、および不仲説は真実である。そもそもの発端は太田光だ。

2組がまだ若手時代、松本人志がある時期ナイキのファッションに身を包んで連日登場していた。この時期までは、爆笑問題とダウンタウンの共演はしばしば見られた。そうした特徴にいち早く目をつけた太田光があるバラエティ番組を通して松本を名指しで「お前はナイキのまわしものか!」と揶揄し、その場の笑いを誘った。

当時からダウンタウンは押しも押されもせぬ売れっ子コンビとなっており、松本人志といえば次世代の笑いを担うカリスマとして教祖のように信奉されていた。松本本人も血気盛んだったころである。

当然、松本も黙ってはいない。太田光の暴言を聞きつけるや否や当時子飼いにしていた今田耕司、東野幸治ら軍団メンバーを招集。爆笑問題のふたりを収録後の楽屋に呼び出し、一喝。

「今すぐこの場で土下座しろや!」

さすがの太田も松本のただならぬ剣幕に震え上がり、田中裕二ともどもその場で深く土下座した、というのが一連の顛末である。それ以来、爆笑問題ダウンタウンの共演は基本的には実現していない。

爆笑問題ダウンタウンが共演した幻の放送があった?

太田の暴言以来、30年余りにもわたってタブーとされてきた爆笑問題ダウンタウンの共演。しかしながら最近になって、爆笑問題とダウンタウンの共演が公式に実現するという幻の放送があった。

爆笑問題とダウンタウンの共演がはからずも実現したのは、5年前の「笑っていいとも!フィナーレ」である。明石家さんま、ウッチャンナンチャン、とんねるずなど、笑っていいともの歴史を彩った歴代レギュラーが一堂に会したということで、フィナーレはまさにお祭り騒ぎのようなムードになっていた。

明石家さんまのトークのせいで放送は予定通りに進まず、最終的にはとんねるずなどがなだれ込む形でステージ上にそろうことになった。

30年ぶりの共演について2組とも意識しているのか、松本はステージ上で「ネットが荒れるで!」と興奮気味に繰り返し、太田のボケに浜田がいつものどつきでツッコミを入れるという一幕もあった。

これ以降も爆笑問題とダウンタウンの共演はないが、「ワイドナショー」内でくだけた不倫ゴシップの話題が出た際、松本がぼそりと「そういうのは「サンジャポ」のほうが得意やろ?」と、不仲説を払しょくするような発言も最近では見られている。

不仲はウソ?爆笑問題ダウンタウンが共演しない本当の理由

爆笑問題とダウンタウンの共演NGは真実であり、爆笑問題にとっても消せない黒歴史であるはずだが、それも遠い過去のこと。爆笑問題ダウンタウンが共演しないのには、別の理由があるらしい。

ギャラが高すぎる

爆笑問題とダウンタウンの共演が実現しない裏事情に、ギャランティの問題がある。爆笑問題ダウンタウンも、今や大御所芸人の筆頭である。バラエティ特番で共演させるとなれば、2組のギャランティだけでも1本1億円は下らないだろう。2組ともそれぞれに自分たちの看板で勝負できるクラスなのだから、あえて共演させる意味はないのかもしれない。

シンプルに売れすぎた

たとえ共演NGでなくても、バラエティ番組で一緒にならないコンビは山ほどいる。売れっ子を寄せ集めれば数字が取れる、というほど単純ではない以上、よほどの事情でもない限り、爆笑問題ダウンタウンを共演させないほうがお互いの持ち味が活かされる、という見方も成り立つのではないだろうか。

ダウンタウンだけじゃない!爆笑問題と共演NGの芸人たち

爆笑問題と不仲説があり、共演NGがささやかれているコンビはダウンタウンばかりではない。

浅草キッド

2組の不仲説もまた、若手時代にさかのぼる。「ビートたけしのオールナイトニッポン」の代打として抜擢された爆笑問題。タイトルコールの前に太田光が開口一番、「ビートたけしは死にました」と発言したことから、猛烈なバッシングが巻き起こった。

何よりも怒ったのが水道橋博士である。たとえジョークであっても敬愛してやまない師匠を殺されてはかなわないとすぐさま太田光に猛抗議。太田のほうも血気盛んで一歩も引かなかったことから、以来不仲となり、共演NGとなったといわれている。

なお、太田と水道橋博士はテレ東の朝の番組で共演を果たしている。

ダチョウ俱楽部

ダチョウ倶楽部は芸歴で言えば爆笑問題の先輩にあたるわけだが、太田光としては劇場に出ていたころからダチョウ倶楽部の肉体派の芸風が気に入らなかったらしい。はっきりと不仲ではなく、共演NGでもないらしいが、言われてみれば笑いのスタイルとしては正反対である。

とっくに和解?爆笑問題ダウンタウンの共演はあり得る

過去の因縁はあるにせよ、いいとものフィナーレですでに2組の共演が実現している以上、爆笑問題ダウンタウンの共演NGはもはや過去の話になっているらしい。いつの日かもう一度2組の共演が実現し、本当の意味での雪解けをむかえられることを願うばかりである。

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Posted by media-freak