ゆりやんレトリィバァは芸人として短命?笑えないからすぐ消える?海外の評価は上々!
本当に短命?海外では高評価の芸人・ゆりやんレトリィバァのプロフィール!
ゆりやんレトリィバァは1990年11月1日生まれ、奈良県奈良市吉野郡出身。本名、吉田有里。2012年、大阪NSCに35期生として入学し、芸人の道を志す。
在学中から笑いの才能が注目され、NSC内部のライブでも優勝。卒業後わずか1ヶ月にしてロケ番組のレギュラーに抜擢されるなど高い評価を受ける。
その後、シュールな設定とベタなギャグを織り交ぜたひとりコントでピン芸人としてブレイク。2017年の「THE W」ではドラえもんのパロディコントが評価され、優勝を達成。
2019年、アメリカで放送されているオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」に出演し、海外でも高い評価を受ける。
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だから笑えない?芸人・ゆりやんレトリィバァが短命ですぐ消えるといわれる理由!
NSC在学中から高く評価され、「THE W」では女芸人の頂点に立ちながらも、未だに「笑えない」、「すぐ消える」などと言われるゆりやんレトリィバァ。笑いの才能では高く評価されながら、なぜ、ゆりやんレトリィバァは一部から酷評されてしまうのだろうか。
シンプルにネタが笑えない
NSC在学中から一貫してネタにこだわり抜いてきたゆりやんレトリィバァ。彼女の真骨頂はひとりコントであり、一見シュールな設定の中にベタでわかりやすいギャグを散りばめることで緊張と緩和のギャップを生み出し、独自の世界観をつくりあげている。
ただ、ゆりやんレトリィバァの凝った世界観は万人向けではなく、導入の部分でつまずくと世界観自体が理解できず、「ちっとも笑えない」という評価につながっているようだ。
キャラの濃いコントということでしばしばゆりやんと比較されるのが友近である。友近もまたストイックなピン芸人として、デビュー以来一貫してひとりコントにこだわってきたが、友近の場合は典型的な「憑依型芸人」であり、コントのキャラクターに自分を極限まで近づけることで笑いを生み出している。
それに対し、ゆりやんレトリィバァの場合はそこまでの憑依型芸人ではない。ピンネタでもゆりやん本人のキャラクターが前面に出てしまうため、「このネタは笑えないけどこっちのネタはけっこう面白い」というネタごとの評価になりにくいのも弱点と言えるのかもしれない。
フリートークが笑えない
今やバラエティでも引っ張りだこのゆりやんレトリィバァ。トーク番組ではフリートークを披露することも多いのだが、一部では「フリートークが笑えない」という評価もあがっているようだ。
決して、ゆりやんレトリィバァのトークスキルが劣っているわけではないのだが、「脈絡のないボケを延々と繰り返す」、「トークのオチでずっこける」など、関西系芸人特有のベタな表現がかえってネックになっているのかもしれない。
女芸人だから
男女平等が当たり前になりつつある今の時代にあっても、「女芸人」というのは生き馬の目を抜く芸能界を生き残っていくうえで大きなハンディキャップとなっていることは事実である。
現に、横澤夏子、いとうあさこ、だいたひかるら多くの女芸人が一時期はネタで脚光を浴びたものの、そのままMCクラスに昇格できるわけではなく、婚活キャラなど、ネタとは関係のない路線にシフトチェンジすることでかろうじて生き残りをはかっている。
ゆりやんレトリィバァが今後、女芸人として鮮度を保つためには、友近のようにネタとトークを両立させるか、久本雅美のようにトークを徹底的にきわめるか、あるいは電撃入籍でもしてさっさとフェードアウトするしかないのかもしれない。
本当に短命ですぐ消える?芸人・ゆりやんレトリィバァが海外で評価される理由
日本国内では短命ですぐ消える、とも言われているゆりやんレトリィバァだが、オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」をきっかけに海外で高い評価を受ける芸人として飛躍している。ゆりやんレトリィバァが海外で高く評価された理由について見ていこう。
ネタがわかりやすい
「アメリカズ・ゴット・タレント」の舞台でゆりやんレトリィバァが披露したのは、ほとんど全裸かと思えるほど露出の激しいコスチュームでダンスする、というネタ。それも、ただのダンスではなく、リズムに合わせて微妙な動きを繰り返すというある意味シュールなネタで、徹底的にアメリカを意識した「見て笑えるネタ」になっていた。
同じ衣装は国内でも話題になっていたものの、どちらかというと、下品、笑えない、子供に見せたくない、というネガティブな評価のほうに傾いていた。
その意味では、日本よりもアメリカのほうが笑いが大味で、寛容と言えるのかもしれない。
英語が堪能
実は、オーディション番組の出演以前にもアメリカ滞在の経験があるゆりやんレトリィバァ。わずか3ヶ月という滞在期間で日常会話レベルの英語を習得し、下ネタスラングでネイティブを笑わせるほどだったという。
例のオーディション番組でもネタ終了後のトークでは当意即妙な英会話を披露し、審査員や会場を大いに盛り上げていた。
海外で評価される芸人の共通点
女芸人で海外進出を成し遂げたパイオニアといえば、野沢直子が挙げられる。「夢で逢えたら」で若き日のダウンタウン、ウッチャンナンチャン、清水ミチコと共演した彼女は、日本での活動をさっさと切り上げ、アメリカの舞台に単身で挑戦した。
また、日本ではインスタの女王といわれる渡辺直美も、海外で評価された女芸人のひとりである。野沢直子も渡辺直美も、海外では過剰なまでに「見せる笑い」に徹し、見た目のわかりやすさを追求することによって受け入れられる、という道を選んだ。
その意味では、ド派手な星条旗ビキニというコスチュームで登場したゆりやんレトリィバァの戦略も正しかったと言えるのではないだろうか。
海外でも笑えない?短命といわれる芸人・ゆりやんレトリィバァの本当の評価
「アメリカズ・ゴット・タレント」で拍手喝采を浴びたというゆりやんレトリィバァ。しかしながら、海外の舞台でも必ずしも高評価というわけではなく、シビアな評価が寄せられていた、という声もある。
実際、例のオーディション番組でも、会場の半分は失笑に包まれ、特に前列の女性などは終始目を覆っていた、という報告もある。
ゆりやんレトリィバァが本格的に海外に進出するためには、まだまだ高いハードルがあるようだ。
海外では高評価!芸人・ゆりやんレトリィバァの今後にますます注目!
オーディション番組をきっかけに海外の舞台にも出演したゆりやんレトリィバァ。芸風のほうはまだまだ荒削りであり、評価も分かれているが、女芸人として期待の逸材であることは間違いない。
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