ネタバレあり!映画『キングスマン』のあらすじと見どころ!感想も!

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ライター:Ren

キングスマン」は、表ではスーツの仕立て屋、その裏では世界最強の諜報(スパイ)機関です。ミッションで命を落とした父の跡を継いで、スパイとしての道を歩む青年の成長と、地球の存亡をかけて戦うストーリーです。

映画『キングスマン』のあらすじまとめ!

「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したコリン・ファース主演、「キック・アス」のマシュー・ボーン監督&マーク・ミラー原作によるスパイアクション。表向きは高級スーツ店だが実は世界最強のスパイ組織「キングスマン」で活躍する主人公ハリー・ハートをファースが演じ、ハリーに教えをこう若きスパイのエグジーに、新星タロン・エガートンが扮する。その他、マイケル・ケイン、マーク・ストロング、サミュエル・L・ジャクソンらが共演。ブリティッシュスーツを華麗に着こなし、スパイ組織「キングスマン」の一員として活動しているハリー。ある日、組織の一員が何者かに殺されてしまい、その代わりに新人をスカウトすることになる。ハリーは、かつて命を助けてもらった恩人の息子で、密かにその成長を見守っていたエグジーをキングスマンの候補生に抜擢する。一方その頃、頻発する科学者の失踪事件の首謀者ヴァレンタインが、前代未聞の人類抹殺計画を企てていた。

引用元:映画.com

映画『キングスマン』のネタバレと評価!

ロンドンのサヴィル・ロウにある「キングスマン」は表向きはスーツを仕立てる高級テーラーです。しかし実は、どこの国にも所属せず、難事件・テロリズムを解決するスパイ組織「キングスマン」の拠点なのでした。

海兵隊を辞めて無為に日々を過ごす若者「エグジー」ことゲイリー・アンウィンは、チンピラ相手のつまらないいさかいで逮捕されてしまいます。幼いころ父がミッションでなくなっていた彼は、その知らせをある男から告げられました。その際に、「何か困ったことがあったらこの番号にかけるといい」という言葉とともに、番号が書かれたネックレスを受け取っています。逮捕され困ったエグジーは、そのことを思い出し電話をかけると、あっさり釈放されます。そのときはまだ、組織の正体も知らぬまま「キングスマン」に保釈の面倒をみてもらったことになります。

そんなこともあり、「キングスマン」のメンバーで、かつてエグジーの父親であるリーに命を救われた「ハリー・ハート」は、エグジーの頭脳と身体能力に目を止めて、エグジーをキングスマン候補生としてスカウトします。

家柄の良いほかの候補生たちと共に、過酷な試練を与えられ続け、中には命を落とすメンバーも。しかも試練の結果が良くないとすぐに落第となり、家に帰らされます。そんな中、エグジーは最終試験まで残るのでした。

しかし、最終的に合格したのは女性でありライバルの「ロキシー」です。最終試験であるこれまで大事にしてきた犬を撃ち殺す、という行為を、エグジーは拒んだのでした。

そんな中、ハリーは人類の存亡に関わる巨大な陰謀を追っています。「ヴァレンタイン」という富豪の実業家が絡んでいることを突き止め、さまざまな手で彼に取り込もうとします。直接家にまで出向き、一緒に食事をすることも。ヴァレンタインは、スマホなどを通して地球全体の人が狂暴化し、一人残らず殺し合ってもらおうという計画を立てているのでした。そして彼が選んだ数人の政治家や、金持ちなど少数を生き残らせようとしています。ハリーは、ヴァレンタインに自分を調査していることを悟られてしまい、射殺されてしまいます。

また、「キングスマン」の内部にも、ヴァレンタインの協力者がいることに気付くエグジー。信用できるのは、指導教官マーリンとロキシーだけでした。自分に目をかけ、愛情深く接してくれていたハリーの仇を取るために、ロキシー達と共にヴァレンタインに戦いを挑みます。ヴァレンタインの秘密基地に潜入したエグジーは、最終決戦に臨みます。

映画『キングスマン』の見どころは?

かっこよすぎる戦闘シーン!

ハリーやロキシーが、チンピラ相手に、敵の組織を相手に大暴れします。素手での戦闘はもちろん、銃やナイフの扱いも加わり天才的な戦闘シーンが繰り広げられます。また、毒が塗りこめられた靴や、弾が撃てて、防弾の傘など、スパイ道具も戦闘に激しさを加えます。

グロさを通り越す笑い

ハリーが教会の中で人を全員殺すシーンや、チップを埋め込まれた人たちの頭が吹き飛んでいくシーンなど、とにかくたくさんの人が死んでいきますが、それを和らげているのがバカげているようなノリです。音楽に合わせて頭を吹き飛ばしたりなど、ちょくちょく盛り込まれてくる悪ふざけのような笑いやジョークが、過激なシーンをやわらげ、オブラートに包んでいます。

映画『キングスマン』の全体の感想

とにかく戦闘シーンがとびぬけてカッコいいです。スパイ用の数々の小道具にも少年の心が呼び戻されます。戦いの中にも知的なものが感じられ、スパイアクションとして完成度が高いと思いました。

作品タイトル キングスマン
制作年 2014年
劇場公開 2015年9月11日
制作国 イギリス
監督 マシュー・ボーン
製作 マーク・ミラー
原作  
キャスト ハリー コリン・ファース
ポピー マイケル・ケイン
エグジー タロン・エガードン
マーリン マーク・ストロング
ジンジャー ソフィア・ブテラ
エルトン・ジョン(本人役) エルトン・ジョン