ネタバレ有り!!「宇宙人ポール」の見どころと感想!!

SF, アメリカ, グレッグ・モットーラ, スティーブン・スピルバーグ, 洋画

ライター:Kazuma

今回ご紹介する映画は「宇宙人ポール」です♪

有名ですが、いい意味でどこかB級の香りもちゃんと残してる映画ですよね!

この映画は最近流行っている(?)「見た目はかわいいキャラなのに中身がおじさんみたい」な映画の元祖的ポジションにある映画だと思います。
後に公開された「テッド」のキャラ設定は完全に「ポール」ですよね。笑

今回はそんな「宇宙人ポール」の魅力をお伝えします!

「宇宙人ポール」のあらすじまとめ

ある日の夜、女の子は飼い犬の「ポール」が夜な夜な外へ出て行き、空に向かって吠えているのをみます。
ポールを家の中に戻そうと外へでると空に謎の光が。
その光は物凄い速さで落ちてきて、ポールのいる場所に、、、。

宇宙人やSFが大好きなオタク2人組のグレアムとクライヴはSFの聖地を巡礼する旅行にとアメリカを訪れます。
なんてことない旅行を満喫する彼らでしたがとある店に入った時チンピラ達もめごとを起こしてしまいます。

うまく誤魔化してその場を立ち去る二人でしたが駐車場を出るときに慌ててしまい、自分達の運転する車をチンピラ達の車に思い切りぶつけてしまい凹ませてしまいます。

そのまま逃げ出す二人でしたが、少し運転をしていると後ろからとてつもないスピードで走ってくる一台の車のヘッドライトが。

さっきのチンピラが追ってきたと思い慌てて逃げる二人でしたが、追いかけてきた車は二人を追い抜き、そしてスリップして何回転も転がりながら脇道へと突っ込んでしまいました。

よく見ると先ほどのチンピラの車ではないことに気づいた二人は事故を放っておけず、様子を伺います。

するとそこにはいわゆるグレイ型の宇宙人がいたのです。

冷静さを失う二人。
しかしその宇宙人はなんとも慣れた様子で人間の言葉を話します。
しかも、汚い言葉とジョークを連発する慣れっぷり。

聞くと、この宇宙人は「ポール」と呼ばれているらしく、長らく人間の為に色々と協力してきたと。
しかし役目が終わり、情報漏洩防止の為に政府に処分されそうになっていたところを一人だけいた政府側の友人に助けられてなんとか施設を脱出し逃げてきたと言うのです。

政府に追われていて移動手段である車を失ったポールは二人に助けを求めます。

二人はアメリカンジョークを連発する宇宙人に戸惑いながらも彼を宇宙に返す為に協力することにしました。

ポールのフレンドリーさもあって最初は戸惑っていた二人でしたが段々と慣れてきました。
ポールを含めた三人はキャンプ場にて楽しい夜を過ごします。

しかし、ここで問題が発生してしまいます。
キャンプ場の主人の娘、「ルース」にポールを含めた三人の足を見られてしまいます。

明朝、「二人」としてキャンプを予約したのに本当は三人目がいて料金を誤魔化しているのではないかとルースに問い詰められた二人。
なんとか誤魔化そうとする二人でしたが、問い詰められて動揺してしまいます。
しかし、トイレに隠れていたポールが上手い具合に「三人目」の事実を白状しなんとか許してもらいます。

しかし、このままポールの姿をルースに見られないままキャンプ場を後にできると安心した直後、SFが好きな二人と世間話をしていたルースが宇宙人などいるわけがないと話し出します。

彼女は父親の影響で熱心なクリスチャンでした。

神を信じて、科学を信じないルースと神などいないと謳うポールは口論になってしまいます。
激しく罵り合ううちにシビレを切らしたポールがルースの前に姿を現してしまいます。
ポールの姿をみたルースは気絶してしまいます。

姿を見られた以上、このまま返すわけにもいかず三人はルースをとりあえず連れて行くことにしました。

目が覚めて目の前にいる宇宙人をみたルースは悪魔だと発狂します。
そこでポールはルースの頭に手のひらをかざし自分の知っている知識をルースの頭に直接送り込みます。
知識を知ったルースは一旦落ち着き、この事実を受け入れます。
しかしまだポールのことは信用していません。

そこでポールは自分が使える治癒能力でルースの病気で見えなくなっていた片目を元に戻してあげました。

ルースはポール達を信用し、父親に対する抑圧されてきた思いをさらけ出します。

しかし、娘を誘拐されたと思ったルースの父親も四人を追ってきます。
この父親がかなりイカレテいます。
                                         

見た目は言葉遣いにギャップがあるポールとデコボココンビのグレアムとクライヴを中心とした個性的なキャラクター達が友情を深めつつ様々な問題を解決しながら旅をしていくのがとてもハートフルで面白いです!!

感想           

B級映画として扱われることも多い映画ですが内容もしっかりしておりキャラクターも個性的でとても面白い作品です。
サイモン・ペッグとニック・フロストの黄金コンビももちろんの面白さです。