ネタバレあり!映画『華麗なるギャツビー』のあらすじと見どころ!感想も!

ライター:Ren

いわずと知れたアメリカ文学の最高傑作「グレート・ギャツビー」は、過去にブロードウェイ舞台化されており、また幾度となく映画化されてきました。今回はレオナルド・ディカプリオ主演で描かれております。第66回カンヌ国際映画祭ではオープニング作品としても上映されています。

<h2>映画『華麗なるギャツビー』のあらすじまとめ!</h2>

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1974年にロバート・レッドフォード主演で映画化もされた、米作家F・スコット・フィッツジェラルドの小説「グレート・ギャツビー」を、「ロミオ+ジュリエット」のバズ・ラーマン監督&レオナルド・ディカプリオ主演コンビで再映画化。1920年代の米ニューヨーク、ロングアイランド。宮殿のような豪邸に暮らし、素性も仕事も謎めいた大富豪のジェイ・ギャツビーは、毎夜のように豪華絢爛なパーティを開いていた。そんなある日、ギャツビーは、隣人の青年ニックに自らの生い立ちを語り始めるが、あまりにできすぎた物語に、ニックはギャツビーが何か隠し事をしていると直感する。やがてギャツビーは上流階級の令嬢デイジーに心ひかれていくが……。ニック役のトビー・マグワイア、デイジー役のキャリー・マリガンらが共演。第86回アカデミー賞で衣装デザイン賞と美術賞を受賞。

引用元:映画.com

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<h2>映画『華麗なるギャツビー』のネタバレと評価!</h2>

ニューヨークの郊外、ロングアイランドにあるウェストエッグと呼ばれる地域に「ニック・キャラウェイ」は住んでいます。向かいのイーストエッグにも金持ちが多く、彼の両隣の家もまた、豪華な大邸宅が建っているのでした。その方隣の大邸宅では毎夜、派手で大規模なパーティーが行われています。近隣からもニューヨークから着飾った大勢の男女が訪れていて、シャンパンや豪華な食事、あるいはダンスや軽快な音楽を楽しむのでした。

ある夜ニックは、向かいの島イーストエッグに住むいとこ「デイジー」と大学時代の友人「トム」夫婦の食事に誘われ、夜に家に帰宅します。例の隣の家での喧騒は静まっており、家の主人らしき人がイーストエッグの方面に見える緑色のランプを見つめている場面を見かけます。その男は「ギャツビー」というらしい。ニックは、今日の食事の時に彼の名前が出てきたことをきっかけとして話しかけようかと考えます。しかしギャツビーからは何やら話しかけにくい雰囲気を感じ取ったため今回は遠慮するのでした。

数日後、ニックに隣のギャツビーからパーティーの誘いがあり、それに出かけギャツビーに対する様々な噂を耳にします。ドイツの皇帝の甥だとか、人を殺したことがあるとか、いろいろと聞きますが、パーティーに参加する大半の人が招待状を持っていないどころか、彼の顔を見たこともないのでした。そんな中いやに丁寧な物言いの青年と話をしていると、それが当のギャツビーであることが分かりニックは驚きます。そして、彼との直接の食事や、友人からの話を総合するとある衝撃の事実が浮かび上がりました。

数年前、大富豪の娘であるデイジーと、軍人であったギャツビーは愛し合うようになるが、ギャツビーは戦場に行き、戻ってきても無一文である貧乏少年。デイジーは苦悩の中、大金持ちのトムと結婚してしまいます。1920年代の繁栄するアメリカの中でギャツビーは成功をおさめ巨額の富を得て今に至ります。なんとそれらはすべて、デイジーへの愛のためでした。夜な夜なパーティーを開催していたのも、反対側の島に家を建てたことも、すべてデイジーひとりのためなのでした。

その後ギャツビーはニックの手助けのもとデイジーとの再会を果たし、デイジーも次第にかつての心を思い起こします。トムがそれに気づき、デイジーも決心がつかず、物語は予想がつかない展開に進んでいきます。

<h2>映画『華麗なるギャツビー』の見どころは?</h2>

映画『華麗なるギャツビー』の見どころです!

<h3>一人の男の異常なまでの愛の行方</h3>
ギャツビー自身は容姿端麗で、元軍人。また資産を非合法なところから得ていた彼は、さまざまな修羅場をくぐってきたに違いありません。そんな彼であるのに、一人の女性に対して直接的に声をかけることができないというのは、まさにその人を愛している証拠です。心から愛している相手に対して、人は臆病になってしまいます。ひとりの女性が足を踏み入れ、偶然の再開を装うためだけのパーティー。彼女の友人や、ニックを使って遠回しに開催されるお茶会。そこまで繊細で純粋な恋心を持った男の行方を追わずにはいられません。

<h3>良質なセンチメンタリズム</h3>
この映画は原作に元づいて上記のような、愛に対する人間の高貴さや、それがもたらす人物の成長などさまざまな点で喜劇性を含んでいます。一方、金持ちの周囲に対する冷酷な無関心さなど社会的、人間性の批判や、真にまっすぐだった男の悲惨な最期など悲劇性も存分に見受けられます。そういった作品の持つすばらしさを、要を得たキャストの人選と生々しい演技によって表現されています。人間のもつさまざまな側面を生々しく感じられる映画です。

<h3>知っていて損は無いすばらしい原作に触れる</h3>
原作「グレート・ギャツビー」は、1925年に発表されてからこれまで5回も映画化されていきました。現在ではアメリカ文学を代表する作品の一つであると評価されており、周囲に様々な影響を及ぼし続けています。サリンジャーの「ライ麦畑で捕まえて」や、村上春樹の「ノルウェイの森」などでもこの作品は登場しており、世界中の人々に高く評価されています。ちなみに男性化粧品の「ギャツビー」もこの作品が名前の由来となっている。そのような歴史的にすばらしい作品の導入としてもこの映画は役に立つでしょう。

<h2>映画『華麗なるギャツビー』の全体の感想</h2>
原作のキャラの持つ特徴の的を得たキャストとその演技、衣装やパーティーなどの華やかさ、対象に表現される登場人物の持つ沈んだ心など、魅了される要素が非常に多い映画です。レオナルド・ディカプリオが演じる紳士さと狂気の使い分けもみごとで、ニックの物静かな語りにも引き込まれるものがあります。ただの恋愛映画ではない本作はまさに一見の価値あり。

 

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Posted by media-freak