【公開直前!】小説『長いお別れ』のあらすじ!映画情報も!

中野京子, 小説, 山崎努, 映画化, 松原智恵子, 竹内結子, 蒼井優, 認知症

ライター:立石芳樹

2019年5月に映画化される中野京子の小説「長いお別れ」を読みました。アルツハイマー型認知症を患う年老いた父親とその家族の温かな交流を描いた家族小説。劇場版も公開間近ということで、今回は小説版のあらすじと映画情報についてまとめてみました。

PR
┏━━━━━┓
┃ Hulu ┃    ★今なら2週間無料トライアル★
┗━━━━━┛─────────────────────────────────

★.:*:’☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆.:*:’★
Huluは人気映画・ドラマ・アニメをいつでも、
どこでも楽しめるオンライン動画配信サービスです。
月額933円で作品が好きなだけ見放題。

Huluはスマートフォンのほか、インターネットに接続した
テレビ、パソコン、タブレットなどに対応しています。
自宅リビングの大画面テレビで途中まで視聴していた映画の続きを、
そのままスマートフォンやタブレットで移動中に視聴することも可能。

今なら2週間無料トライアル実施中です。
★.:*:’☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆.:*:’★
https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=35B5N8+8NDQ5U+3TXU+5YZ77



映画版『長いお別れ』のあらすじまとめ!

初の商業映画監督作「湯を沸かすほどの熱い愛」が日本アカデミー賞ほか多数の映画賞を受賞するなど高い評価を獲得した中野量太監督が、認知症を患う父親とその家族の姿を描いた中島京子の小説「長いお別れ」を映画化。これまでオリジナル脚本作品を手がけてきた中野監督にとっては、初の原作ものとなった。父・昇平の70歳の誕生日で久しぶりに集まった娘たちは、厳格な父が認知症になったという事実を告げられる。日に日に記憶を失い、父でも夫でもなくなっていく昇平の様子に戸惑いながらも、そんな昇平と向き合うことで、おのおのが自分自身を見つめなおしていく。そんな中、家族の誰もが忘れていた思い出が、昇平の中で息づいていることがわかり……。一家の次女・芙美役を蒼井優、長女・麻里役を竹内結子、母・曜子役を松原智恵子が務め、認知症を患う父・昇平を山崎努が演じた。

引用元:映画.com

小説『長いお別れ』の主要人物

映画版『長いお別れ』を存分に楽しむためにも、まずは小説のほうの主要人物についておさらいしておきましょう。

東昇平

主人公。東家の大黒柱。現役時代は中学教師としてバリバリ働き、定年後は図書館の館長も務めるほど精力的に活動していましたが、年老いてからはやがて認知症を発症。

医師からアルツハイマー型認知症と診断されるところから、『長いお別れ』のストーリーは始まります。

認知症が進行し、自分の過去や家族たちの記憶を忘れていく昇平ですが、難読漢字に関しては孫たちよりもすらすらと読めるなど、ところどころに現役時代の遍歴をとどめています。

映画版では、認知症に侵されていく昇平を山崎努が演じます。

東曜子

昇平の妻。いつも明るくおっとりとした性格で、認知症と診断された昇平を献身的に支えつづけます。終盤、自身も病魔に倒れながらも絶えず昇平のことを気にかけ、娘たちとのかかわりにも気をもむ姿はリアリティがあります。

映画版では朗らかな曜子をベテラン女優の松原智恵子が演じます。

今村麻里

東家の長女。夫の仕事の関係で息子たちとともにアメリカに移住しています。先進的な価値観の持ち主で、昇平の介護についても合理的な方法で解決方法を探ろうとする麻里ですが、人格が変わっていく昇平を目の当たりにし、次第に価値観を変化させていきます。映画版で麻里を演じるのは竹内結子。

東芙美

東家の次女。麻里と違って日本にいるものの、自身もフルタイムで働いているのでなかなか昇平の介護に協力できません。物語の序盤では子どもはいませんでしたが、終盤では長年の願望がかない、高齢出産を実現させる芙美。映画版では芙美を蒼井優が演じます。

小説『長いお別れ』の見どころは?

映画版を今すぐ観たくなるように、小説『長いお別れ』の見どころをたっぷりと御紹介しましょう!

丁寧に描かれるヒューマンドラマ!

「ちいさいおうち」で知られる中野京子さんらしく、「長いお別れ」も温もりあふれるホームドラマに仕上がっています。

仕事や家事で忙しい家族が、大黒柱の認知症をきっかけにふたたびまとまり、それぞれの新たな人生を真剣に考えていく……。

オーソドックスな設定でありながら、著者が経験した実話がベースになっているだけにリアリティがあり、考えさせられるテーマになっています。

昇平が可愛らしい!

本作は昇平の認知症を中心にストーリーが進行していきます。認知症というと、進行とともに脳の機能が失われていく一方であるかのように思われているかもしれませんが、実際には非常に複雑な病気であり、それほど直線的な経過をたどるわけではないことがわかっています。

映画版でも描かれる見どころとしては、やっぱり、遊園地のシーンをおさえておきたいですね。

徘徊した挙句、夜の遊園地に迷い込んでしまった昇平。ひょんなめぐり合わせから見知らぬ女の子とメリーゴーランドに乗ることになる昇平ですが、その時の描写が何とも言えず可愛らしく、序盤でありながらけっこうな泣きどころなんです。

遊園地のシーンは映画版の予告でもバッチリ流れていますから、早くも公開が待ち遠しくなりますね!

これぞ介護のハウツー本?

フィクションでありながら、著者の介護体験がベースになっているということで、「長いお別れ」には実際の介護で役立つリアルな知識や情報がぎっしり詰まっています。

たとえば、認知症が進んだ昇平を受け入れてくれる介護施設探しでも、条件に合う施設がなかなか見つからず、結局は自宅でしばらく面倒を見るしかなくなってしまう、というところは介護現場の現状をリアルに反映しており、生きた情報としても非常に参考になります。

認知症の人たちへの正しい対応も詳しく書かれており、必見です。「認知症にかかったからといってすべての人格や能力が失われるわけではない」。医学的には当たり前の常識ですが、いざ介護する立場になるとついつい忘れてしまい、忙しさや焦燥感からどうしてもつらくあたってしまうものです。

昇平の病状を少しずつ受け入れていく東家の対応は、認知症の人と向き合ううえで大切なエッセンスを教えてくれます。

小説『長いお別れ』の全体の感想

認知症の父親を取り巻く家族とのかかわりを丁寧に描き切った介護小説「長いお別れ」。映画版のほうも豪華キャストが勢ぞろいですので、皆さんぜひとも劇場まで足をお運びください。

PR
┏━━━━━┓
┃ Hulu ┃    ★今なら2週間無料トライアル★
┗━━━━━┛─────────────────────────────────

★.:*:’☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆.:*:’★
Huluは人気映画・ドラマ・アニメをいつでも、
どこでも楽しめるオンライン動画配信サービスです。
月額933円で作品が好きなだけ見放題。

Huluはスマートフォンのほか、インターネットに接続した
テレビ、パソコン、タブレットなどに対応しています。
自宅リビングの大画面テレビで途中まで視聴していた映画の続きを、
そのままスマートフォンやタブレットで移動中に視聴することも可能。

今なら2週間無料トライアル実施中です。
★.:*:’☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆.:*:’★
https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=35B5N8+8NDQ5U+3TXU+5YZ77