映画エッセイ『映画館で気づくこと』

ライター:立石芳樹

映画館のバリアフリー事情

先日、映画館に行った時のこと。少しでも迫力のある映像を楽しみたいと思う私は、早々と最前列の席を確保。予告編やCMをぼんやりと楽しんでいたら、車椅子に乗った男性と、その車椅子を押す介護者風の女性が入ってきました。

「ちょっとすみません」

その女性は私に一礼をすると、車椅子をとなりの身障者スペースにとめました。それ自体はめずらしくもないことですし、特に気にすることでもありません。女性の礼儀正しさにすがすがしさを感じながら本編の開始を待っていると、隣ではさらに物音が……。

女性が男性を車椅子から抱きかかえ、その奥にある一般用の座席に移ろうとしているのです。男性はどうやら足を引きずるだけのようですから、ほとんど女性がひとりで男性を移乗させている状態です。女性もわりと華奢なタイプのようでしたから、けっこうな重労働だったはずです。

「あれ?」と思ったのは、そのことではありません。身障者スペースよりも普通の座席のほうがスクリーンに対してもほどよい距離感で、映画も見やすいのですから。

あの二人は、通常の2倍のお金を支払ったのでしょうか。普通に考えれば、身障者スペースの分と一般の座席の分で、少なくとも二人分は余計に支払っているはずです。さらに、身障者スペースであれば介助者の座る補助席は無料ですが、一般席となると優良になるはずです。映画館の配慮により補助席に相当する分は無料になっているとしても、(身障者スペース+一般席)、つまり男性本人が確保する座席については2倍近いコストになっているはずなのです。

お金の話で申し訳ありませんが、「何が平等か」というポイントを考える時、ふっとこのエピソードを思い出してしまうのです。

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Posted by media-freak