ネタバレあり!映画『ギフト~僕が君に残せるもの~』のあらすじと見どころ!感想も!

ALS, アメリカ, スポーツ, ドキュメンタリー, 洋画, 障害

映画「ギフト~僕が君に残せるもの~」公式サイト

ALSをテーマにしたドキュメンタリー『ギフト~僕が君に残せるもの~』をDVDで観ました。実在するNFLのトップ選手がALSという難病と診断され、葛藤を抱えながら病気と向き合っていく様子についてリアルに描写されている作品です!

『ギフト~僕が君に残せるもの~』を家でじっくり楽しむならコチラ!


作品タイトル 「ギフト~僕が君に残せるもの~」
制作年 2016年
劇場公開 2017年8月19日
制作国 アメリカ
監督 クレイ・トゥイール
製作 スコット・フジタ
メアリー・ローリッヒ
トム・ラビア
トーマス・マクアーチン
キャスト スティーブ・グリーソン
ミシェル・バリスコ
ポール・バリスコ
エディ・ベダー
スコット・フジタ

映画『ギフト~僕が君に残せるもの~』のあらすじまとめ!

難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)を宣告された元アメリカン・フットボール選手が、これから生まれる息子のために撮影したビデオダイアリーをもとに製作されたドキュメンタリー。NFLニューオーリンズ・セインツ現役時代に輝かしい功績を残したスティーブ・グリーソンは、選手生活を終えたある日、ALSを宣告される。そして、そのすぐ後に妻との間に初めての子どもを授かったことが判明する。我が子を抱きしめることができるのかわからない厳しい現実を前に、グリーソンは我が子に向けてビデオダイアリーを撮りはじめる。グリーソン自身や家族、友人が撮影した4年間、1500時間におよぶビデオダイアリーによって構成され、グリーソンを支援するパール・ジャムのエディ・ベダーが劇中の音楽を提供し、本編にも出演する。

引用元:映画.com

映画『ギフト~僕が君に残せるもの~』のネタバレと評価!

映画「ギフト~僕が君に残せるもの~」公式サイト

映画はドキュメンタリー形式で進められていきます。主役は、実在するNFL(アメリカンフットボール)の選手であるスティーブ・グリーソン。プロリーグでは何年もの間一流選手としてトップを走りつづけ、経験とスキルをかねそなえたチームリーダーとして仲間を牽引し、チームを何度も優勝へと導いてきました。

恋人であるミシェルとも結婚し、公私ともに順調であるかのように見えたスティーブの人生は、あるふとした違和感から狂いはじめます。

手足や腰、肩にチクチクとした違和感を感じはじめるスティーブ。痛みはとくにともなわないため最初のうちはさほど気にしていませんでしたが、実はこの違和感こそが後々彼の肉体を蝕むことになるALS(筋萎縮性側索硬化症)の初期症状であったのです。

ALSとはある日を境に正常な筋肉組織が破壊され、運動機能が侵されていく病気で、発症した患者は日に日に日常動作が限定されていき、最終的には心不全に陥って死をむかえます。

症状の進行具合は人によってさまざまですが、平均して診断から5年以内には体のすべての機能が失われ、死に至るとされています。奇跡的に一部の運動機能が残り死を免れたとしても呼吸機能が著しく衰えているため、気管切開によって呼吸を確保し、つねに人工呼吸器を装着していなければ生命を維持できない状態になります。なぜ、正常な筋肉組織がある日突然破壊されてしまうのか。根本的な原因は未だにわかっておらず、治療法も確立されていないところにこの病気の最大の特徴があります。

映画『ギフト~僕が君に残せるもの~』から考えること

ALSを発症し、1日、また1日と身体機能が失われていくスティーブ。それでもまだ自力での歩行や排泄が可能であるうちはユーモアをまじえ、完治にも一縷の望みを見出していた彼でしたが、単独歩行もままならなくなり、自力での発話さえ苦労するようになると、迫りくる病魔という運命に押しつぶされそうになり、理解者であるはずの父親やミシェルとも対立を繰り返すようになります。

診断から3年の月日が流れ、彼はとうとう気管切開の手術を受けることになります。気管切開をすることで気道に溜まった痰を外部に排出できるようになり延命につながりますが、声帯を切除するため、自分の声を永久に失ってしまうというリスクもあります。統計データによると、およそ7割のALS患者が気管切開手術を拒み、自然な死を選ぶそうです。

スティーブが気管切開をし、生きることを選択したのは、ミシェルとの間に生まれた息子の影響が大きいのでしょう。映画のタイトルにある「君」とはつまりこの長男のことであり、スティーブはまだ身体機能が保たれているうちからまだ見ぬ長男にむけてビデオレターを撮影し、父親としての自分の姿を記録しつづけました。

それはもちろん、長男の未来に自分という存在を残したいという親心にほかならないのですが、一方では「スティーブ・グリーソンが確かにこの世界に生きていたこと」を記録として、証として残したいという人間としての強い本能だったのではないでしょうか。

声を失った現在でも、スティーブは音声発話ソフトを武器に、ミシェルや父親、ボランティアの介護者たちにささえられながら、当事者団体のリーダーとして啓発活動に取り組んでいます。

映画『ギフト~僕が君に残せるもの~』の全体の感想

ALSという病魔におかされたことで、思い描いていたミシェルとの未来を失ってしまったスティーブ。しかしながら、彼は今、自分が残せる最大限に明るい未来のために今日も突き進んでいます。

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作品タイトル 「ギフト~僕が君に残せるもの~」
制作年 2016年
劇場公開 2017年8月19日
制作国 アメリカ
監督 クレイ・トゥイール
製作 スコット・フジタ
メアリー・ローリッヒ
トム・ラビア
トーマス・マクアーチン
キャスト スティーブ・グリーソン
ミシェル・バリスコ
ポール・バリスコ
エディ・ベダー
スコット・フジタ