ネタバレあり!映画『レオン(2018)』のあらすじと見どころ!感想も!

コミック原作, コメディ, 知英, 竹中直人

KARAのメンバーとして一世を風靡した知英の映画初主演作。小鳥遊玲音と朝比奈玲男。ふたりの「レオン」の心と体が事故によって入れ替わってしまうという正統派ドタバタコメディです!

『レオン(2018)』を家でじっくり楽しむならコチラ!



作品タイトル 「レオン(2018)」
制作年 2018年
劇場公開 2018年2月24日
制作国 日本
監督 塚本連平
脚本 吉田恵里香
原作 清智英
大倉かおり
キャスト 小鳥遊玲音 知英
サリナ 大政絢
一条徹 吉沢亮
朝比奈政夫 斉藤慎二(ジャングルポケット)
日下 山崎育三郎
朝比奈玲男 竹中直人

映画『レオン(2018)』のあらすじまとめ!

韓国の人気アイドルグループ「KARA」の元メンバー、知英の映画初主演作で、知英扮する地味なOLと竹中直人扮するセクハラおやじの体が入れ替わってしまい騒動を繰り広げるコメディ映画。大倉かおりと清智英による同名漫画を「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」などの塚本連平のメガホンにより実写映画化。彼氏にフラれ、会社もクビになった美人だが地味な派遣OL・小鳥遊玲音(たかなしれお)と、女好きなワンマン社長・朝比奈玲男(あさひなれおん)。2人は同じ交通事故に巻き込まれてしまい、なんとか一命はとりとめたが、目が覚めると体が入れ替わっていた。玲音の体となった朝比奈は徐々に女としての自分を楽しむようになり、抜群のルックスを活かしてキャバクラ嬢に転身。店で偶然再会した甥の政男と玲音の元彼・日下の口から、あの事故は朝比奈を始末し、会社を乗っ取ろうとする彼らの策略であったことを聞いてしまう。

引用元:映画.com

映画『レオン(2018)』のネタバレと評価!

玲男の後釜をねらう朝比奈政夫の差し金によって交通事故が仕組まれたことに気づいた玲音と玲男は、ふたりで力を合わせて政夫から情報を聞き出し、もとの体に戻る方法を探ろうとします。

予期せぬアクシデントにより、玲音は玲男、玲男は玲音として暮らしていくことに。タイミング悪く、玲男が社長を務める会社では役員会議の日が近づき、事故に遭った玲男の後継者となるべく、政夫が虎視眈々と準備を進めていました。政夫の計画を阻止すべく、玲男は玲音の体を借りて清掃スタッフとしてオフィスに潜り込みます。

はじめのうちはオジサンになった自分が恥ずかしくて家に引きこもる玲音でしたが、「このままじゃ埒が明かない」と玲男から叱咤され、仕方なく社長として会社の様子を偵察することになります。

政夫から首尾よく情報を聞き出し、元に戻るための手がかりをつかみかけた玲音でしたが、政夫のほうが何と交通事故によって昏睡状態に陥り、話は振出しに戻ってしまいます。

そんななか、作戦会議の拠点となっていた玲男所有のセカンドハウスで、玲音は、玲男と玲音の母親が一緒に写っている写真を見つけてしまいます。

玲男が自分の父親で、母と自分は玲男に捨てられたのだと思い込んだ玲音は玲男に対して恨みを抱き、作戦に対しても非協力的になります。

しかし、それは誤解でした。役員会議当日。玲男の電話と同僚・サリナの説明によりすべての経緯を理解した玲音は玲男との絆を確認。協力してもとの体に戻るための作戦を実行します。

実は、本当の黒幕は政夫の部下である日下(山崎育三郎)でした。玲音とサリナによってすべての不正を暴露された日下はとうとう本性を現し、玲音を人質にとって別室に立てこもります。

「僕を次期社長にしなければ玲音がどうなるかわからない」

狡猾な笑みを浮かべ、周囲を脅す日下。サリナと玲男の機転によって玲音は助け出されますが、4人は倒れてきた銅像の下敷きになってしまいます。

場面は変わって、病室。下敷きになったショックによって玲音と玲男は無事もとに戻ることができ、玲音は自分に自信をもつ自立した女性として、玲男は社員ひとりひとりをいたわる心優しい社長として新しい人生を歩みはじめるのでした。

映画『レオン(2018)』の見どころは?

実写版『君の名は。』とも言うべき入れ替わりのドタバタが思う存分楽しめる映画『レオン(2018)』には、皆さんにぜひともお伝えしたい見どころがたくさんあります。

変幻自在の竹中直人!

いわゆる「入れ替わり映画」の王道ともいえる『レオン(2018)』の見どころといえばやはり、竹中直人のキャラの濃さでしょう。

物語の前半ではセクハラは当たり前、パワハラ上等の傲慢社長を豪快に演じていましたが、入れ替わりのあとは一転して乙女チックなラブリ―おじさんをコミカルに演じ分けています。

政夫は入れ替わりの事実に気づかず、中身が玲男の玲音を大真面目に口説こうとするのですが、その時、画面上では竹中直人が悶えているような画になっており、スカート姿で恥ずかしがる竹中直人のコスプレに爆笑してしまいました。

KPOPの底力!

人気KPOPグループ「KARA」のメンバーとして一世を風靡し、その後女優に転身した知英。『全員、片想い』につづく主演作となり、その演技力は高く評価されています。

『レオン(2018)』では、体は女性、心はオッサンという複雑な役どころを見事に演じ、共演の竹中直人の存在感にも負けない実力を見せつけました。

脇役も個性的!

映画『レオン(2018)』には、ストーリーにアクセントを与える個性的な脇役が多数登場します。

まず、猫田(ミッツ・マングローブ)には笑わせられましたね。セリフや登場シーンは少ないものの、ストーリーのキーポイントになるところでふっと登場し、印象的なセリフを残して去っていきます。その存在感はバラエティ番組に出ている時以上で、いい味を出していました。

斉藤慎二もなかなかの役者ぶりで、やや大げさなアクションとセリフが映画全体の雰囲気にマッチしており、芸人にありがちな違和感はまったくありませんでした。

映画『レオン(2018)』の全体の感想

人気俳優の共演によって、オッサンの気持ちも女の子の気持ちもよくわかるコメディ映画『レオン(2018)』。大人からお子さんまで気楽に笑って楽しめる作品になっていますので、御家族やカップルでぜひご覧ください!

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作品タイトル 「レオン(2018)」
制作年 2018年
劇場公開 2018年2月24日
制作国 日本
監督 塚本連平
脚本 吉田恵里香
原作 清智英
大倉かおり
キャスト 小鳥遊玲音 知英
サリナ 大政絢
一条徹 吉沢亮
朝比奈政夫 斉藤慎二(ジャングルポケット)
日下 山崎育三郎
朝比奈玲男 竹中直人