ネタバレあり！映画『シュガーラッシュ・オンライン』のあらすじと見どころ！感想も！

2019年2月8日

日本では12月21日より全国の劇場で公開されたディズニーのCG映画『シュガー・ラッシュ・オンライン』。グラフィック、ストーリー、メッセージ性ともに前作を上まわるクオリティとなっており、ラルフとヴァネロペの息の合った大冒険が楽しめます。

豪華な声優陣やマーベル作品との意外なコラボレーションが実現し、実在の有名企業のロゴが多数登場するため、大人も子どもも楽しめるアニメに仕上がっています。もちろん、おなじみのキャラクターも勢ぞろい。前作を観た人もそうでない人も満足できる名作です！

映画『シュガー・ラッシュ・オンライン』のあらすじまとめ！

前作の『シュガー・ラッシュ』から6年。ラルフは悪役としての役割を受け入れ、天才レーサーとして活躍するヴァネロペと一緒に毎日楽しく過ごしていた。ただ、ヴァネロペのほうは古いモデルのゲームに飽き、新しい刺激をもとめている様子。

ヴァネロペのために新しい楽しみをつくろうと張り切るラルフだったが、その努力は案の定空回りし、『シュガー・ラッシュ』本体の故障を招いてしまう。

ゲーム本体が壊れれば、ラルフやヴァネロペたちゲームキャラクターは住むところをなくし、帰るべき場所を失ってしまう。

『シュガー・ラッシュ』の世界にふたたび戻るため、ラルフとヴァネロペは新しく開かれたオンラインの世界へ飛び込むが……。

オンラインレースゲームの天才レーサー、オンラインの奥底に潜むダークウェブの番人、おとぎ話の世界から飛び出してきたプリンセスたち。さまざまな個性のキャラクターに出逢うなかで、ラルフとヴァネロペはときにすれ違い、それぞれの役割に気づきはじめる。

『シュガー・ラッシュ』の世界に戻るためのアイテムをやっとの思いで手に入れ、意気揚々とヴァネロペに報告するラルフでしたが、ヴァネロペはその頃オンラインレースゲームのヒロイン・シャンクと出逢い、「彼女のように生きたい」と思いはじめていました。

ヴァネロペを危険なオンラインの世界に残しておくわけにはいかない。取り残されるのではと不安にかられたラルフは、ダークウェブの世界からコンピュータウィルスを手に入れ、ヴァネロペが憧れるレースゲームの世界にばらまいてしまいます。

ウィルスはラルフの分身となってどんどん増殖し、ゲームを飛び越えてオンラインサーバーまで拡大。ついには巨大なラルフの怪物となってオンラインの世界を破壊しはじめます。

「ヴァネロペは、好きな世界で生きていい」

怪物の正体が自分自身の弱さだと気づいたラルフは、それ以上ヴァネロペをしばりつけるのをやめ、オンラインとオフラインという離れた世界で生きていくことを決意したのでした。

ディズニーの最新作『シュガー・ラッシュ・オンライン』には、皆さんにぜひともお伝えしたい見どころがたくさんあります！

前作同様、フルCGによって製作された『シュガー・ラッシュ・オンライン』。グラフィックのクオリティは前作から格段に進歩しており、ラルフとヴァネロペが散策するオンラインの街並みは「ホントにこんな世界があるかも！」と思わせるリアリティがありました。

特に、ヴァネロペとシャンクの息詰まるレースシーンは圧巻の一言。2頭身キャラで可愛いヴァネロペと9頭身でクールなシャンクのコントラストも絶妙です！

『シュガー・ラッシュ・オンライン』はただの子ども向けアニメではありません。

ジェンダー、育児と結婚、メディアリテラシー……多様で複雑なテーマをエンターテイメントに仕立て上げるディズニーの手腕にはもはや脱帽するしかありません！

ヴァネロペが抱える「自分らしく生きていきたい！」という悩みは、たくさんの人にとって共感できるテーマなのではないでしょうか。

予告編でも流れていたように、『シュガー・ラッシュ・オンライン』にはディズニー作品ではおなじみのプリンセスや、マーベル作品の人気キャラクターが登場します。しかも、たんなるチョイ役ではなく、ストーリーのキーポイントを握る役どころとして登場しています。

プリンセスたちがラルフとヴァネロペをどうやってピンチから救うのか……それは、本編でお確かめください！

6年の沈黙を経て公開された『シュガー・ラッシュ・オンライン』。オンラインゲームという現代らしいモチーフを自然に取り入れ、グラフィックもはるかに進化しています。